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舞台人、まだ踊る
2012-06-20 Wed 20:58
986.dnd(omote)4[1]
綱島に在住の舞踊家です。
文字が読みにくいので書きますと

  私は舞踊家の二代目で父母は80才代の現役舞踊家です
  二人は72年間踊りだけをやって暮らしています
  それしかできないともいえるし
  出会いにめぐまれてそれだけで生計をたてられたともいえ​る

 人生をダンスに捧げるということは実際にある   黒沢​美香

日曜日に観てきました。家族三人の公演です。すごい三人組でした。
舞台で良い踊りを踊るということは、遠くに見える富士山みたいに着きそうで着けない私の目標点です。若いころから今までずっとそうです。
80才代になってもいまだこんなに人を感動させられるなんて、すごく羨ましくもあり、恐ろしく深い深淵をみたような気もしました。まだまだ踊ってほしいです。美香さんもいつも素晴らしいです。

当院で舞踊家にも役立つ診療をすることで、私の愛する舞踊を応援したいと思っています。
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地域作業所での体験
2012-06-08 Fri 23:10
私の母校は横浜の寿町(いわゆるドヤです)近くでした。実家もほど近いので、寿町慣れ(?)はしてます。
とはいえ今まで積極的にかかわる機会はありませんでしたが、 先週、その近くの地域作業所シャロームの家にお邪魔するチャンスがありました。そこで毎週二回開催の”みんなの会”に初めて出席。主催の原木さん、知的障害や精神障害をもつ利用者さん、大学院生、私など雑多に10名ほど。言いたいことを言い合い、コメントしあいます。内容は結構ヘビーだけど、暗さはないです。障害をもっていること、寿町のドヤにいることで人に馬鹿にされたりいじめられたりしながらも、支えあって生き抜いてきた強さも感じました。私のことも励ましてくれて嬉しかった。長年にわたり作業所を支えている所長ご夫妻の影響のためか、ここの作業所の人たちは背負ってきたものを感じさせないほど明るいし、話題も豊富でした。話が脱線したり、かみ合ってないこともあるけど、それも含めとっても楽しかったです。私は話を聞きながら笑ってましたが、ちょっと胸がいっぱいになりこっそり泣いたりもしてしまいました。もちろんそこにいる人たちを気の毒って思ったんではなく、なんか今まで間違ってたという感じがわいてきたのです。私たち一人一人が自分の人生の主役であると同時に、社会からみると、小さいけど欠かせざるパーツだと感じました。障害をもって生まれた子どもたちも、親である私たちも、そこにいる人も、とにかくみんな、その点では何の変りもないのだなと。笑って泣いてまた笑ったような素晴らしい一週間でした。自分にできることをしていこうと穏やかに決心することができました♡
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