2013-08-28 Wed 22:24
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![]() 8月24日、25日今年も自閉症カンファランスが開催されました。このカンファランスは、TEACCHプログラムに基づく実践活動、研究の発表の場です。自閉症の支援者、保護者、当事者、さまざまな立場の方が参加しています。 この中に医療ルームとういう部屋(千葉市自閉症協会会長であり医師である大屋滋さんが中心に発足したものですが)で、発達障害をもつ人たちが一般医療にかかる工夫を展示しています。今年はそこから一歩前に進み医療サポートセミナーというセッションが開催されました。、私は”障害児者の医療を考える会、ガジュマル”の一員として今年はこの中ででお話させていただくという機会に恵まれた訳です。村松陽子医師。伊藤政之歯科医師、たくさんのあこがれの方々にも会うことができました! 発達障害をもつ人に対し、どのようにしていけば診察がうまくいくのかというノウハウは先輩方がもうすでに指針を示しています。(写真左の資料は非常に良いです)今後問題として残るのは①医師側への発達障害の啓発②時間がかかる診療に対する診療報酬の問題③障害をもつ側も我が子や自身の得手不得手を上手に、手短に医師に伝える工夫などを考えていけば・・・ということなどの議論がありました。医学部での”発達障害”の教育、障害児医科(障害児歯科はあるのに…)という発想も必要なのかもしれません。会場でたくさんの方々にご質問もいただき、私自身も保護者としてとても励まされました。ありがとうございました♥ 発達障害だけでなく、身体障害を持つ人、認知症の人などなど、医療にかかるのに、苦慮されている方はたくさんいるはず。そしてそういったマイノリティの人たちが、かかりやすい医療制度というのは、だれにとってもわかりやすく、気持ちの良いものになるはずです。また作戦を考えていきたいです。 ="_blank"> ![]() 今年もカンファランス全体も大盛況だったとのこと。参加者のみな様の熱気の中に、”生きづらさ”を抱える人たちの支援の難しさもまた実感しました。この世に生を受けた仲間として幸せに暮らしていける方法をともに模索してくださっている方々の努力に、親としての感謝の念も深くして会場を後にしました。 スポンサーサイト
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