長男が養護学校を卒業し早8か月、師走になり、同級生が集い忘年会をしました。みなちょっと逞しくなったような、でも変わらぬ可愛さ(いつまでもこういう風に表現してしまうところがね、いけませんね)で、心温まる一時でした。
それぞれの進路先で山あり谷ありとは思うけれど、毎日休まず頑張ってる人がほとんど。我が家は、今のところ本人に合わせた”時短出勤”。それを報告すると、大変ね~!とか、どうして~?という声も上がりましたが、この間に起こったこと、そこから考えたことから、これが我が子のベストを尽くす姿と納得できており、焦りも感じず、羨ましいという気持ちも起きず、ただ楽しく過ごせたことに、もしや自分も少し大人になったんでは(暦の上ではかなりのいい大人ですが)などと感じました。
…そんな風に思えるもう一つの理由は、早く迎えに行った後のお散歩タイムに新たな楽しみを見つけたという、悪友言うところの”転んでもただでは起きない”私らしさかもしれません^^;私は植物はさして詳しくないけど、木や草花が大好き。長男もお散歩大好きで、大倉山公園、三ッ池公園、山下公園、フランス山公園、大船フラワーセンターなどなど、二人でぶらぶら歩いてます。
植物は、淡々と、芽をだし、葉を茂らせ、種を作り、大人しそうな、何もしてませんよ~って顔しながら、逞しく自分の陣地を拡げていってる、そんなところに惹かれます。
そんな時ちょうど、ものすごく植物通な方との出会いがありました。日吉で”お散歩植物生態学”(http://www.totolab.com/2013/09/post-c5a8.html)というイベントの講師をされると伺い、思い切って二人で参加!その時の写真が一枚目で、実を味見してる親子が私たちです。一般の方向けのイベントに初参加だったけれど、長男もみなさんと歩を合わせ、楽しく二時間余りを過ごしていたのも、思わぬ彼の成長を感じました。もしかしたら途中フェイドアウトするかもと言ってた私たちを参加させてくださったみなさまにも感謝。私はこのイベントでぐ~っと植物の魅力に引き込まれました。万事塞翁が馬というけれど、”時短”がなければ経験できなかったことだったかもしれません。
もちろん、ずっと母子でべたべたやっていくつもりはないけれど、新しい環境に慣れるスピードは人それぞれ。私たち親子は、私たちのスピードで親離れ子離れしていけばよいのでしょうということにして。二枚目は三ッ池公園。綱島近くにもたくさんの美しい散歩スポットがあります。

