
私も植物が好きです。たいしたテクニックもないのですが、見切り品になってお店の端っこに置かれてる子を引き取ってまた咲かせていい気になってたりします。
私の移動の途中に小さいお店があり、わりと大雑把な?売り方。値段もついてたりついてなかったり。見切り品も多数。こちとら口うるさいおばさんなので、どうしてプロなのにこんなことにしちゃうの?などとブツブツ心の中で小言もいいつつ物色してしまう立ち寄りポイントです。
このラナンキュラスもそんな中から選んできました。くったりしてるけど綺麗な蕾がついていて半額だったので連れ帰りました。それから約一か月、次々花を咲かせ楽しんでます。
先日もそのお店を通りかかり、お花をみながらお店の方にこのラナンキュラスのことを”見切り品になってたけど、まだ次々咲いてて可愛いですよ~”なんて言ってしまいました。言いつつ、嫌味っぽいかな?なんて思ったけど。(正直素人でもできましたよという少々の嫌味入りでしょうか)
すると、ご店主は、にっこり笑って”奥さんて、ほんとに花を大切にして、丁寧で、上手になさるのね~。えらいわ~♪”という返し。ムフ♡”そんなことないですよ~”と身をくねらせてしまいつつ、また花を買い帰宅(笑)
立派で隙がないプロも素晴らしい、でも少しグダグダでも、気持ち良くお客を誉めるプロもまたプロだと感じた買い物でした。お世辞という厭らしみもなく相手を褒められるってすごい武器。娘にもついつい小言ばかり言ってしまう私です。こどもは敏感だからお世辞はNG。大きな心で、相手を尊重し、”急がば回れ”、”北風と太陽”みたいなほうが、人は育ちますでしょうね、きっと。