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住まいの中の危険って感じたことがありますか?
2016-08-28 Sun 11:32
すっかり朝晩は涼しくなりました。
お子さん方はそろそろ新学期ですね。ホッとされてるお母さま、ちょっと不安で新学期をお迎えのお母さま…
いろいろいらっしゃるかと思います。我が家でもずっと”長期夏休み”は乗り越えるのに必死でした。
重度の知的障害がある長男がペースよくくらせること、自分が仕事に行く時間を確保すること、
この2点を克服しつつ楽しい夏ってこどもたちも自分も感じられるようにと四苦八苦だったような~。

長男は今年の春からグループホームで過ごす時間が増え、我が家の生活は激変したのですが、
夏は作業所のお盆休みもあり、家族旅行に行ったりしたので、自宅でたくさん過ごしました。
そこでた気付いた話なんですが、彼が帰ってきている方が家が片付くんです、というか片付けるんです。
彼が気になるようなもの、不安定な構造のもの、壊れたら危ないものは家の中にはおかないという暮らしを自然にしてきました。
彼を変に傷つけず、家族もスムーズに快適に暮らすラインをいつも探ってきたというか。
今でも彼が帰宅したとき就寝時には台所には鍵をしますし、気になる調味料庫には覆いをかけています。
彼は私のお料理助手が大好き。かなり正確に(笑)買ってきたものや調味料のありかを把握しており、
時に一人で調理まがいのことをし始めたとき、いろいろ考えましたが、紆余曲折このような方法にたどり着き落ち着いています。

記憶力がよいわりに感覚面、知的理解の筋道が私たちと違う彼らと暮らすということは、
家族にはとてもしんどいことも多いはずです。
私はリハ医として最初の10年間くらいの間、住宅改造の部門でもお仕事させていただいていました。
身体の障害に対するバリアフリーは理解されやすい分野です。
しかし、知的障害発達障害のあるお子さんと暮らす家庭への工夫への研究&実践もずいぶん進んできています。

今夏出版された本、お勧めです!
https://www.chuohoki.co.jp/products/welfare/5382/
実際に工夫を考えている方だけでなく、発達障害知的障害に関わる皆様に手にしていただきたい感じ。
障害のある子との暮らしの難しさがわかっていただけるかもしれません。
どこにでも登ってしまう、どのボトルも満杯までお水をつぎ足したくなってしまう、
電気を消したい、あるべきものをあるべき場所におきたい、
トイレの水で遊びたい、電子レンジでチンしたい、角があれば頭を打つつけたい・・・
今まで外来で伺ってつどつど一緒にプランを考えてきた事例が駆け巡ります。
おうちの方々の工夫や努力にも頭が下がりました。
こういった長年の実践に基づいたご本はとても役にたつものと思います。
そして本なかの端々に溢れるこどもたちへの愛情が素敵な本です!

バルセロナ五輪の年に生まれた長男。
こっちもようやく楽しい夏を過ごさねば、過ごさせてあげなくてはの呪縛から解き放たれてて
だらだらを夏を楽しめるようになってきました。単に年をとっただけでしょうか(笑)
そんな私の心の持ちようを感知してるかのように長男も大したことはしてあげてなかったけどリラックスの夏でした。
発達障害の子、人は、知的障害の程度に関わらず、心の天才だな~って感じます。
凡才なら楽なのな~なんて。ま、いっかです。
私の大好きな秋ももうやってきました。きれいな月が見られる日が楽しみです♡
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残暑お見舞い申し上げます。
2016-08-08 Mon 19:24
蒸し暑い毎日ですが、みなさまお変わりないでしょうか。

つらい事件が起きました。
この事件について真っ向から書くことはできないけれど、
今の日本においては
・障がいのある子を育てるのはすごくたいへんだということ
・近くに一緒に暮らせなくなるくらい大変であること
・障がいのある人が少し離れたところにまとまって住むことも仕方ないとおもわれること

などなど、まだまだ親なき後問題にまつわるような悪循環が存在してることを
事件の本質とは異なるかも知れないけれどひしひし感じました。
小児のリハビリテーション科に長年携わってきたものとして
辛く反省しています。

日々の外来の中で
それぞれのこどもさんがどんなふうにゆったりした離陸で家を離れられるか?
そういった視点をもっと早くから(促成栽培とか、訓練重視とかではなく)、
”自然に”考えられるような子育て、障害児育て環境に近づけていきたい、
お母さんもお父さんもたくさん泣かないように…。

野のすみれを開業して一か月あまり。私も職員さんもペースができてきました。
とにかく落ち着いて話ができるクリニックをということで、
ちょっとアナログ回帰な時代遅れ感はなはだしいクリニックですが、
やはりケースさんやご家族とゆっくり話せるということは
医者として(この年にしてというところがお恥ずかしいですが(^_^;))
新たな視点を与えられるところも多く、自分なりに張り切っています。
そして組織を背負っていない思考や思想の気楽さもあります。
たくさん話していきましょう!!

写真はようやく危なっかしくスマホで写真を撮れるようななった長男に撮らせたもの。
彼から見た私はすでに彼よりちっこく、しかし相当口うるさい感じなようですわ~。

DSC_0274.jpg
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