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自閉症の方の一般診療(2)
2012-03-24 Sat 14:00
昨年から川崎市内の作業所にも伺っています。そこではリハビリテーション科医としてではなく健康診断医として勤務しています。障害の程度は様々です。年齢も20歳前後から50歳代まで多様です。作業所内の保健室に来るだけでもみなさんたいへんな緊張。特に通い始めて間もない人は、怖くて大汗をかいていたり、結局逃げようと大騒ぎなり床を転げまわるということにもなります。でも、時間をかけて説得すれば、多くの場合は、やがて力づくでなく、自分で何とか私の前に座ってくれます。どうしてもその時はだめでも数回かければ、何とかなることが多いです。
とにかくみなさん医者にかかった経験が少ないのです。生死にすぐにはかかわらないような疾患なら尚更で、たとえばすごい側彎があっても医者に相談することができずに大人になってしまっています。この恵まれた日本にいながら。
現在”障害”については療育センターの整備も進み、少なくとも横浜や川崎で誰にも診てもらえないということはまずないと思います。しかし、一般診療となると、自閉症でしかも知的障害を伴っている場合は難しいです。通っていらっしゃるみなさんすでに中年色満載、両親の欄には”すでに死亡”となっていることも多い。私なりに、今後これからの小さい子には早くから、医者にかかりやすい方法を模索していきたいです。
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